パナソニックは4月11日、ハイレゾ対応のコンパクトステレオシステム「SC-RS75」「SC-RS55」を発表した。発売は5月20日で、価格はオープン。推定市場価格は、Wi-Fiを搭載したSC-RS75が50,000円前後、Wi-Fi非搭載のSC-RS55が36,000円前後。
SC-RS75とSC-RS55は、ハイレゾ再生(PCM 192kHz/24bitまで)に対応したコンパクトステレオシステム。PCやUSBメモリーを接続して、ハイレゾ音源を再生できる。Bluetoothを搭載し、スマートフォンとの接続も可能。SC-RS75のみWi-Fiを内蔵しており、DLNAに対応する。「DIGA」に保存したハイレゾ音源をネットワーク経由で再生する「サウンドジャンプLink」も利用可能だ。
「デジタル5チェンジャー」を搭載し、本体天面にある1~5のボタンに好きなCDを1枚ずつ録音可能。ラジオ放送局の登録も可能で、好きな音楽やラジオ放送局を1~5のボタンから簡単に呼び出せる。
音質面では、曲線状の「ツイステッドポート」を新開発し、低音を強化。スピーカーコーンにはナノサイズに微細化した竹繊維を使用しており、クリアなサウンドを実現している。ノイズや歪みを低減する「LincsD-Amp III」や、14mm径のドーム型振動板ツイーターも採用。
対応ファイル形式はFLAC、WAV、AIFF、AAC、MP3。実用最大出力は20W×2。SC-RS75のみ有線LAN端子を装備する。本体サイズはW450×H107×D245mm。重量はSC-RS75が約3.4kg、SC-RS55が約3.1kg。デザインは楽器のホルンをイメージしている。