イタリアのアウトモビリ・ランボルギーニは、ドイツのエッセンで開催中のヒストリックカーイベントであるテクノ・クラシカに、オリジナルの「ミウラ SV」および製作途中の「ミウラ」のシャーシ、総点検済のミウラのエンジンを展示した。
ランボルギーニはヒストリックカーのレストアやアーカイブ管理を行うランボルギーニ・ポロストリコを2015年春に公式オープンした。ヒストリックカーのスペア部品の約70%を供給できるオリジナルスペアパーツ、ランボルギーニのヒストリックモデルの公式認定証発行を通じて、ランボルギーニのヒストリックモデルおよびヘリテージの維持をサポートする部門だ。
同部門は今年のテクノ・クラシカにて、「ミウラ」の50周年を祝うため、レストアの詳細な展示を行っている。ブースには1971年ジュネーブ・モーターショーで初めてベールを脱ぎ、ランボルギーニ・ポロストリコがレストアを手がけたオリジナルの「ミウラ SV」を展示、さらに製作途中にある「ミウラ」のシャーシと総点検済の「ミウラ」のエンジンも展示している。
オリジナルの「ミウラ SV」はシャーシ番号「4846」で、後続の「ミウラ SV」のプリプロダクションモデルにあたり、1971年ジュネーブ・モーターショーにおいてベルトーネのブースで初披露された。先発モデルである「ミウラ S」のパーツを受け継ぎながら、後に「SV」に採用されることとなる新たな特徴を導入した真のワンオフモデルとなっている。