キャセイドラゴン航空は香港時間の4月5日、新デザインの塗装を施したキャセイドラゴン航空の初号機(エアバスA330-300型機)が、香港発北京行き(KA900便)で運航された。

初号機(エアバスA330-300型機)がいよいよ就航

キャセイパシフィック航空グループは1月下旬、香港ドラゴン航空のブランド名称をキャセイドラゴン航空へと変更し、キャセイパシフィック航空とのブランドの一体感を高めるとともに、よりスムーズな旅行体験を乗客に提供することを発表。キャセイパシフィック航空のブラッシュウイングを尾翼部分に採用することで、2つの航空会社の密接な間柄を明確に表現している。

キャセイドラゴン航空のアルジャーノン・ヤウ最高経営責任者は、「機体に施された新デザインは、さらなる発展を目指すキャセイドラゴン航空の新たな時代の幕開けを象徴するものです。香港ドラゴン航空の伝統を称えると同時に、将来を見据えた現代的で色あせることのない真新しいイメージでもあります」とコメントしている。

キャセイドラゴン航空ブランドの正式導入は2016年後半に予定されている

新しいデザインの塗装は今後、他の運航機材にも順次施される予定。キャセイドラゴン航空は2016年後半に予定されているキャセイドラゴン航空ブランドの正式導入に向け、利用者の旅行体験の見直しを進めている。またキャセイパシフィック航空グループでは、ブランド変更がもたらす利用者への利点の周知徹底とキャセイドラゴン航空の認知度向上を図るため、広告・マーケティングキャンペーンを世界各地にて展開を予定している。