エアアジアは4月6日、ドイツ・ハンブルクで開催されているエアクラフト・インテリア・エキスポミラスにて、エアクラフト・シーティングが開発した飛行機用シート「ミラス・ホーク(Mirus Hawk)」の導入を契約。エアアジアの所有するA320のシートと置き換えられるほか、新規のA320・A320neoにも装備していく。

エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOは「15年間シートに問題を抱えていた」と話す

今回の契約により、導入される機材は合計で312機。エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOは、「エアアジアはこの15年間、シートに関して多くの問題を抱えてきた。ミラス・ホークは軽量で薄いながら快適さを損ねず、また、従来よりもより少ない可動部分のためメンテナンスがしやすい」とコメントしている。

エアクラフト・インテリア・エキスポにて契約を提携した

ミラス・ホークは従来よりも40%軽量化されている。ただし、スペアパーツをオンタイムで届け、地上整備のリスクを減らすという点で課題があるとしている。