プリンストンは4月8日、アナログ音源をハイレゾ変換するオーディオキャプチャーユニット「デジ造ハイレゾ音楽版」(PCA-HACU)を発表した。発売は4月15日。価格はオープンで、店頭予想価格は税別9,180円。
デジ造ハイレゾ音楽版は、アナログレコードやカセットテープなどの音源をハイレゾ音源に変換して保存できるUSBオーディオキャプチャーユニット。保存フォーマットはWMA、WAV、AAC、AIFF、Ogg Vorbis、FLACなど。量子化ビット数は16bitまたは24bit、サンプリング周波数は96 / 88.2 / 48 / 44.1kHzだ。変換には、レコードプレーヤーなどのアナログ再生機器に加えて、付属の音声編集ソフト「Sound it! 7 Basic for Princeton」をダウンロード、インストールしたPCが必要。
PCとデジ造ハイレゾ音楽版はUSB経由で、デジ造ハイレゾ音楽版とプレーヤーはRCAか3.5mmステレオミニ経由でつなぐ。録音中に無音部分を検出してマーカーを置く「サウンド分割」(無音検出)機能を搭載し、マーカー位置に合わせてトラックを自動で分割できる。
本体にはハイレゾ対応のDACも内蔵しており、ハイレゾ音源の再生にも利用可能。別途ハイレゾプレーヤーアプリとUSBケーブルが必要だが、iPhoneやAndroid端末でもハイレゾ再生が可能だ。
電源はUSBバスパワー。音声の入出力インタフェースはステレオRCA入力、3.5mmステレオミニ入力、ステレオRCA出力、3.5mmステレオミニ出力、SPDIF出力。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10。サイズはW90×D33×H17mm、重量は92g。