米Facebookは7日(米国時間)、メッセンジャーサービス「Facebook Messenger」の最新機能として「Messenger Code」「Messenger Link」「Username」を加えることを発表した。

Messenger Codeは直接Facebook上でつながりがなくても、CodeによりMessengerでつながれる。物理的にその場にいる相手に自分のCodeを表示してそれを相手がカメラでスキャンすることもできるし、オンライン上でCodeを提供することにも対応する。単なるQRコードとは異なり、名刺に表示してもいいようにデザインにも配慮されている。これにより、SMS(テキストメッセージ)のように相手の電話番号を知らなくても、簡易にメッセージのやりとりが可能となる。

「Messenger Code」により、対面・オンラインでMessenger上でつながれる

合わせて発表したMessenger LinkとUsernameも、Messengerでつながることを容易にするための機能。Linkは自分専用のリンクを作成し、オンラインで共有できるもの。相手はこれをクリック(またはタップ)することで、Messenger上でのやりとりが可能だ。メール末尾に利用したり、ブログやWebサイトのプロフィールに表示するといった活用が見込まれる。

Usernameはタイトルページ向けの「@」をつけた任意のユーザー名。自分と同じ名前のユーザーが複数いる場合でも、ユーザー名を持つことでMessengerで検索する場合に相手が見つけやすいという。