ユニリーバ・ジャパンはこのほど、「先輩女子のヘアスタイル」についてのアンケート結果を発表した。同調査は2月9日~12日、職場に女性の先輩または上司がいる10~20代の有職者女性を「後輩女子」、職場に女性の後輩または部下がいる20~30代の有職者女性を「先輩女子」として、各250名を対象にインターネットで実施したもの。

先輩女子の尊敬度にかかわると思うものは?

まず後輩女子に、先輩の尊敬度にかかわると思うものについて尋ねたところ、1位は残念な状態のヘアスタイル「がっかりヘア」(45%)だった。「シワありシャツ」(44%)、「はげかけネイル」(32%)以上に尊敬度にかかわるポイントと認識されていることがわかった。

職場で先輩女子のヘアスタイルをチェックすることはあるか質問したところ、61%が「ある」と回答。先輩女子の"がっかりヘア"を目撃した経験はあるか尋ねると、55%にその経験があることがわかった。

先輩女子の"がっかりヘア"を目撃した経験はありますか?

実際に見たことのある、先輩の"がっかりヘア"を聞いたところ、最も多い回答は、前髪がぱっくりと分かれている「ひび割れヘア」(36%)だった。

2位は表面の短い毛がおさまらない「触角ヘア」(33%)、3位は髪のカールがきつすぎる「プードルヘア」(26%)、4位はロングストレートのつもりがうねっている「うねりロング」と「万年ひっつめヘア」が同率(26%)でランクインしている。

実際に見たことのある、先輩女子の"がっかりヘア"

がっかりヘアの先輩女子に対して、どのような印象を抱くかを尋ねたところ、「オンナを捨てていそう」(43%)、「生活が乱れていそう」(38%)、「大人として魅力がない」(33%)、「モテなさそう」(31%)、「心の余裕がなさそう」(27%)など、厳しい声が多数寄せられた。

先輩女子が"がっかりヘア"だと、憧れの気持ちが弱くなると思うか尋ねると、62%が「そう思う」と回答した。具体的に、憧れの気持ちがどれくらい減るかを聞くと、平均4割という結果になっている。

そこで、職場に憧れている先輩女子がいるか尋ねたところ、34%が「いる」と回答した。「いる」と答えた人に、「その先輩女子は、髪型にも気を使っていると思うか」を聞くと、83%が「そう思う」と答えた。理想的だと思う先輩女子のヘアスタイルについては、「清潔感のあるストレートヘア」や「女性らしいゆるふわヘア」といった声が寄せられた。

次に先輩女子を対象に、ヘアスタイリングに苦手意識があるか尋ねたところ、82%が「ある」と回答。自分で満足のいくヘアスタイリングができる日が月にどれくらいあるか聞くと、平均は「9日間」となった。

ヘアスタイルがキマらない原因を聞くと、最も多かったのは「技術・テクニックが足りない」(64%)だった。スタイリング剤(ワックス、ミスト、スプレーなど)を使ってもヘアスタイルが思い通りに仕上がらないと感じることはあるか聞くと、80%が「そう思う」と答えている。

また、「スタイリングツール(ヘアアイロン、コテ、ドライヤーなど)」を使ってもヘアスタイルが思い通りに仕上がらないと感じることはあるかという設問でも、「そう思う」と答えた女性は80%にのぼった。

女性の髪について調査した別のアンケートでは、男性側の意見も知ることができる。