俳優の藤原竜也が7日、都内で行われたスマホ用シミュレーションRPG『ファントム オブ キル』のコンセプトフィルム「ファントム オブ キル-ZEROからの反逆-」の完成披露試写&レッドカーペットイベントに、でんぱ組.inc、今泉潤プロデューサーらとともに出席した。

コンセプトフィルム「ファントム オブ キル-ZEROからの反逆-」の完成披露試写&レッドカーペットイベントに登場した藤原竜也

同ムービーの主人公ZERO役を務めた藤原は「初めてこういう大きな企画に参加させていただいて、映画と言ってもいいくらい壮大なスケールでクオリティが高く、度肝を抜かれる映像を作っていただいたので、参加することにプレッシャーというか、恐縮で不安を抱いていたんですけど、(声優として)先輩方に囲まれて楽しく収録させてもらいました」と笑顔を見せ、「今までにないスケールで皆さんにお届けできるのではないかと思います」と満足気な表情を浮かべた。

そんな藤原を主人公に選んだポイントを聞かれた今泉プロデューサーは「叫びますからね(笑)。声で藤原さんって分かりますし、ゲームをもっと多くの人にやっていただくために、印象的な広告塔としてお願いさせていただきました」と明かし、藤原は「結構叫ばされたんですよね(笑)。収録中に龍角散とのど飴をいただいて、『もういいんじゃないですか』って言うくらい必死でしたよ」と回顧。タイトルにかけて「ZEROから始めたいこと」を聞かれた藤原は『ファントム オブ キル』を挙げ「うそ偽りなしに、今日か明日からゲームを始めます。絶対です」と断言し、「まだ触れていないかたは、ぜひ僕と同じタイミングで始めましょう」とアピールした。

また、同ゲームの世界をヴァーチャルリアリティー体験できるイベントが、4月9日と10日に渋谷パルコパート1公演通り広場で開催されることを受け、一足早くVR体験を行った藤原は「いやーすごい!」と感動し、「あのー、えっとですね。いやー、すごかった」と放心状態。「僕も初めての経験で言葉にならなくて申し訳ないんですけど、この世界を実体験できて……。時代って変わるもんですねえ」と感心しきりだった。

なお、同ゲームシリーズとコンセプトフィルムの主題歌を担当する「でんぱ組.inc」も登場し、ミニライブを披露。衣装も黒いドレスで統一し、相沢梨紗は「いつもは派手な衣装なんですけど、この世界観に合わせてシックに決めてみました」とコメント。夢眠ねむは「リムジンに乗ってレッドカーペットを歩くという経験が、人生の中であると思わなかったので緊張したんですけど、リムジンからどうやって降りればいいかすら分かりませんでした(笑)」と打ち明けた。このほか、同イベントには声優の阿澄佳奈、ゆかな、塩谷直義監督も出席した。