ソニーは4月7日、4K HDR対応の液晶テレビ「BRAVIA X9350D」を発表した。Android TVを搭載している。発売は5月21日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、65V型の「KJ-65X9350D」が540,000円前後、55V型の「KJ-55X9350D」が390,000円前後 (ともに税別)。
BRAVIA X9350Dは、BRAVIA X9300Cの後継となる製品。高コントラスト技術「X-tended Dynamic Range PRO」や広色域技術「TRILUMINOS Display」を継承し、4K高画質プロセッサー「X1」を進化させ、ソニー独自の「4K HDR」ロゴを冠している。
前モデル同様、本体の左右両サイドには磁性流体を採用した3ウェイスピーカーを縦に配置。再生音のレスポンスや明瞭度を高めるため、スピーカーコーンの素材をカーボンファイバーに改めている。ハイレゾ対応のデジタルアンプ「S-Master HX」、通常音源をハイレゾ相当 (96kHz/24bit) にアップコンバートする「DSEE HX」技術も引き続きサポートしている。
本体のサイズは、KJ-65X9350DがW170.6×H91.1×D29.2cm、KJ-55X9350DがW148.4×H78.0×D25.5cm (ともにスタンド含む)。チューナーは地上/BS/110度CSデジタルが2基、4K対応のスカパー!プレミアムサービス用が1基。通信機能は11acにも対応したWi-Fiと有線LAN。HDMI入力×4、USB×3などのインタフェースを備えている。