アスクは7日、Fractal Design製のMini-ITX対応PCケース「Define Nano S」シリーズを発表した。サイドパネルがノーマルのものとアクリルウインドウの2モデルを用意し、4月15日から発売する。店頭予想価格は、ノーマルモデルが12,500円(税別)前後、アクリルウインドウモデルが14,500円前後(税別)。

ノーマルモデル

アクリルウインドウモデル

「Define」シリーズの最新モデルで、ATXケースと同様の内部レイアウトを採用。搭載ベイ数は内部3.5インチおよび2.5インチ共用ベイ×2基、内部2.5インチベイ×2基で、光学ドライブ用ベイをなくすことで、グラフィックスカードなどを増設しやすくした

標準搭載ファン数は前面に140mm×1基、背面に120mm×1基、搭載可能ファンは上面と前面に140mmまたは120mm×2基、背面と底面に120mm×1基。水冷ラジエータも各所に取り付け可能だ。上面には最大240mm、前面には最大280mm、背面と底面には120mmサイズの水冷ラジエータを内蔵できる。前面と底面には取り外し可能なダクトフィルタを装備。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが最大315mmまで、CPUクーラーの高さは最大162mmまで(アクリルウインドウモデルは160mm)。搭載できる電源の奥行きは最大160mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、マイク、ヘッドホン。本体サイズはW203×D412×H344mm、重量は5kg(アクリルウインドウモデルは4.6kg)。対応フォームファクタはMini-ITX。

ノーマルモデル(クリックで拡大)