厚生労働省は4月6日、2016年1月の被保護者調査の結果を発表した。それによると、1月時点の生活保護受給世帯は前月比884世帯減の163万3,301世帯となり、2カ月ぶりに減少した。なお、前年同月比では1万4,447世帯増加した。
生活保護受給者数も2カ月ぶり減少
生活保護受給者数は前月比2,191人減の216万3,394人と、2カ月ぶりの減少。前年同月比でも6,904人減少した。
世帯別(保護停止中を含まない)にみると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の49.6%に当たる80万6,606世帯(前月比883世帯増)で最多。次いで、働ける世帯を含むその他の世帯が27万35世帯(同1,002世帯減)、傷病者世帯が25万2,115世帯(同556世帯減)、障害者世帯が19万1,392世帯(同42世帯増)、母子世帯が10万4,747世帯(同175世帯減)と続いた。