経済産業省 資源エネルギー庁が4月6日に発表した石油価格調査(4月4日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.3円高い114.6円となり、4週連続で値上がりした。
来週も小幅な値上がり
石油情報センターは「原油価格と為替レートが上昇した結果、小売価格が上がり、大手卸会社の小売価格が1社を除いておおむね4円50銭~5円引き上げられたことが反映された。来週は小幅な値上がりになると考えている」と分析している。
都道府県別にみると、全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の123.7円(前週122.7円)で、次いで長崎県の123.3円(同121.0円)、沖縄県の120.0円(同118.3円)と続いた。一方、最も安かったのは高知県の106.1円(同105.0円)だった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.4円高い125.5円と、4週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.8円高い98.3円と、3週連続の値上がりとなった。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より8円高い1,106円と、2015年6月29日以来、39週ぶりに値上がりした。