ADDIXが運営するデジタル時代の女ゴコロを探る情報サイト「BWRITE(ブライト)」は4月4日、「服の購入についての意識調査」の結果を発表した。調査は、2015年12月9日~17日、18歳以上の212名の女性を対象にインターネットで行われた。
「服について普段どのような買い方をするか」を複数回答で聞いたところ、圧倒的1位が「『店舗』の商品から選んで『店舗』で買う」(84.4%)となった。次いで「『ネット』で調べて、店舗試着なしで『ネット』で買う」が46.2%で2位、「『ネット』で調べて、『店舗』で試着して『店舗』で買う」が37.3%で3位という結果となった。
これを年齢別に見てみると、「『店舗』の商品から選んで『店舗』で買う」「『ネット』で調べて、店舗試着なしで『ネット』で買う」は、どの年代でも全体での順位と同じく、それぞれ1位、2位であり、年代で大きな差はなかった。
一方、差が見られたのは「『ネット』で調べて、『店舗』で試着して『店舗』で買う」と、「『店舗』の商品から選んで『ネット』で買う」。どちらも年代が下がるほどその割合が高くなった。
次に、さまざまな買い方のうち1番多い買い方をひとつだけ選んでもらったところ、「『ネット』で服を買う」ことが最も多いのが30代(34.5%)、次いで40代以上(33.0%)、最も少ないのが20代以下(17.5%)という結果になった。
20代以下が少ないのは少々意外。そこで改めて、ネットで服を買うことがあるかどうかを聞いてみると、「たまにネットで買うことがある」(41.5%)が最も多く、「普段からよくネットで買っている」が次いで24.5%、「あまりネットでは買わない」が21.2%。「ネットで買ったことは全くない」と答えたのは12.7%。実に9割近い女性がネットで服を買っていた。
これを年代別に見ると、ネットで服を買ったことがある割合は、わずかながら20代以下がもっとも高くなっていた。20代以下の若い世代はネットで服を買わないわけではなく、いろいろな買い方をする中で、ネットよりも店舗で買うことが多い、ということのようだ。
また、20代以下は一般的にファッションに関する興味が高い年代と言われるが、このたびの調査でも、「あなたが『服』を買う頻度はどの程度ですか?」という質問に、「月に1回以上買っている」と答えた人は、20代以下57.5%、30代44.9%、40代以上34.0%と、20代以下が最も多くなった。