at home VOXはこのほど、「高層マンション」に関する調査を実施、結果を公表した。同調査は2月、全国の20~59歳の男女516人を対象に、インターネットリサーチにて実施された。
調査対象者に「高層マンションに住んでみたいと思いますか?」と質問したところ、20代男性は29.2%、20代女性は32.3%が「住んでみたい」と回答。ほか、30代男性は28.1%、40代男性は15.4%、50代男性は20.3%、30代女性は17.2%、40代女性は15.4%、50代女性は18.8%となり、「高層マンションに住みたい」という願望は男女ともに若い人ほど高く、40代よりも50代のほうが高い傾向にあることがわかった。
「もし高層マンションに住むとしたら、何階くらいに住みたいと思いますか?」と聞いたところ、男性の平均値は20代が11.4階、30代が12.7階、40代が13.7階、50代が14.8階と年代が上がるほどに階数も上がっていく傾向が見られた。逆に、女性の平均値は20代が16.9階と最も高く、30代と40代では11.3階、50代では10.3階と年代が上がるごとに階数の希望は下がっていった。
高層マンションのどんなところに憧れるかを複数回答で聞いたところ、「夜景がきれい」(77.2%)が2位以下に大きく差をつけて1位となり、後には「日当たりが良い」(32.5%)、「セキュリティーが堅い」(30.7%)、「昼間の景色がきれい」(29.8%)、「プライバシーが守られる」(28.1%)と続いた。
今回発表されたのは性別と年代による分類での調査結果だが、iettyの発表によると、タワーマンションなどの高層マンションを好む人は早稲田大学の卒業生よりも慶應義塾大学の卒業生の方が多いという。