マーベル・スタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)の公開を記念して、『七つの大罪』など漫画誌『週刊少年マガジン』(講談社)の人気連載3作品とのコラボ企画が実現。それぞれの作品のキャラクター同士を対立させた作者描き下ろしイラストが5日、公開された。

『七つの大罪』版 (C)鈴木央/講談社

本作は、アイアンマン、キャプテン・アメリカというマーベルを代表する2人が友情によって対立し、アベンジャーズをニ分する"禁断の戦い(シビル・ウォー)"へ発展してしまう様を描いたアクションエンターテイメント。引き裂かれた友情から仲間が激突するという作風から、鈴木央氏による『七つの大罪』、真島ヒロ氏による『FAIRY TAIL』、寺嶋裕二氏による『ダイヤのA』とのコラボ企画が実現し、各作品の世界観での"禁断の戦い"が描かれることとなった。

「マーベル好きだけでなく、『大罪』好きの方々にも楽しんでもらえたら」と話す鈴木氏のイラストでは、主人公で"七つの大罪"の団長・メリオダスのチームとバンのチームが激突。鈴木氏は「『七つの大罪』版『シビル・ウォー』を皆さんの中で妄想していただけたらうれしい」と期待を寄せる。

企画への参加理由を「シリーズの大ファンだったので!」と公言する真島氏の『FAIRY TAIL』版では、火の魔法を使う主人公のナツ・ドラニグルチームと、そのライバルで氷の魔法を使うグレイ・フルバスターチームの姿が。実際に描いてみて、真島氏は「本当にこの(『FAIRY TAIL』の)メンツが戦ったらどっちが勝つのかワクワクします」と想像を巡らしている。

真島氏同様に寺嶋氏も「シリーズのファンなので」と参加理由を即答。『ダイヤのA』版では、主人公・沢村栄純チームと、沢村の高校のキャプテンを務める御幸一也のチームが並んでいる。本作については、「全てのキャラクターへ愛を感じるシリーズ」と前置きし、「敵同士となった各キャラにどう見せ場を作るのか本当に楽しみ」と公開を心待ちにしている様子だ。

なお本作のビジュアルでは、左側にファルコン、スカーレット・ウィッチ、ウィンター・ソルジャー、ホークアイなどからなるキャプテン・アメリカチーム、右側にはブラック・ウィドウ、ウォーマシーン、ヴィジョン、ブラックパンサーなどのアイアンマンチームが一列に。互いににらみを利かせている。

『週刊少年マガジン』3作品のそれぞれのチーム分けは、3人の作者自身が選出。このビジュアルは4月13日発売の同誌に掲載されるほか、このイラストが使用されたポストカードが全国70万セット限定で入場者先着としてプレゼントされることも決定した。

『FAIRL TAIL』版
(C)真島ヒロ/講談社

『ダイヤのA』版
(C)寺嶋裕二/講談社

映画ビジュアル

(C)2016 Marvel.