米Intelは4日(現地時間)、上級副社長 兼 クライアントコンピューティング事業本部長 カーク・スカウゲン氏と、上級副社長 兼 IoTソリューション事業本部長のダグ・デイビス氏の退社を発表した。

上級副社長 兼 クライアントコンピューティング事業本部長 カーク・スカウゲン氏

上級副社長 兼 IoTソリューション事業本部長のダグ・デイビス氏

スカウゲン氏は、1992年にIntelに入社し、データセンター & コネクテッド・システム事業や、PCクライアント事業を推進。直近では上級副社長 兼 クライアントコンピューティング事業本部長として、Ultrabookや2in1 PCをはじめとするクライアント製品全般を担当していた。

Intelによると同氏は「次のキャリアのためにIntelを離れる決断をした」とし、4月8日に退社するという。後任はモビリティクライアントプラットフォームを担当するナヴィン・シェノイ氏が務める。

一方のダグ・デイビス氏は、1984年に入社。長年にわたり組み込み関連の部門に在籍し、マネージャを務めてきた。直近では上級副社長 兼 IoTソリューション事業本部長として、IntelのIoT事業を率いてきた。同氏は2016年末の退社を予定しているが、後任が決まるまでは現職を続けるという。