Zaimは4月5日、500万人が利用する家計簿サービス「Zaim」において、全国各地からの購買ビッグデータより、食材トレンドを可視化する「おいしい旬の地図」を公開した。iPhone、iPad、AndroidのZaim公式アプリおよびWeb版Zaimから利用できる。
おいしい旬の地図は、Zaimの大規模購買データを統計解析した独自サービス。
日本地図上に食のトレンドを表現
野菜や果物・魚など、季節に合った食材を、食費に関する品目から自動抽出し、日本全域での購買動向を一括表示。購入された数量に応じて食材のアイコンサイズを変化させることで、「今どこでどれくらい」旬の食材が楽しまれているのかが一目で把握できるという。
日本全国から地域ごとへのズームアップも行え、地元や気になる地域での動向もチェック可能。各地の天候や気温により1日ごとに変化する食のトレンドを、日本地図上に美しく表現する。
さらに、Zaimにログインしたユーザーそれぞれが直近の購入情報も解析し、旬の楽しみレベルを五つ星形式で「わたしの旬満喫度」として表示。地図をズームアップする先にパーソナライズしたイメージを提供することで、ひとりひとりの食の楽しみと日本全域のトレンドとのつながりを体感できるとのこと。
また、食材のアイコンをタップすると、旬を楽しむための情報を表示。産地、食材の選び方、栄養に関する豆知識やレシピ等の他、近隣のスーパーマーケットの特売情報も確認できるという。
同社では、「ユーザーにとって『充実した食生活』と『家計のやりくり』が両立できる一方で、メーカーや小売店にとってはこれまで分析しづらかった生鮮食品の購買行動をほぼリアルタイムにつかめるようになります」とコメントしている。