サードウェーブデジノスは1日、データセンター事業者やクラウド事業者などに向けたサーバモデル「RS5222-WT1」と「RS5222-WT2」を発売した。価格(税別)は「RS5222-WT1」が369,000円「RS5222-WT2」が433,000円。
RS5222-WT1
「RS5222-WT1」は、Intel Xeon E5-2603 v4を搭載する1Uラックマウントサーバ。データセンター事業者やクラウド事業者などに向けて開発されており、メモリは最大転送速度19.2GB/sのDDR4-2400に対応。DDR3-2133搭載モデルと比較して約1.13倍高速化している。PCI拡張スロットとしてPCI Express 3.0 x16×2基を備え、次世代のネットワークインフラIntel Omni-Path Architectureのネットワークカードにも対応する。
標準構成の主な仕様は、CPUがIntel Xeon E5-2603 v4(1.70GHz)、チップセットがIntel C612 Express、メモリがDDR4 ECC Registered 8GB×1(最大768GB)、ストレージが120GB SSD。ディスプレイアダプタはIntegrated 2D Video Controller、光学ドライブは非搭載。電源が80PLUS PLUTINUM認証の750W。OSはプリインストールされていない。
インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×5、D-Sub×1、シリアル×1など。本体サイズはW430×D710×H44mm、重量は約12.9kg。
RS5222-WT2
「RS5222-WT2」は拡張性に優れた2Uラックマウントモデル。PCI Express 3.0 x8×7基と、PCI Express 2.0 x4×1基の拡張スロットを備えており、PCI ExpressタイプのNVMeドライブや、Intel Omni-Path ArchitectureのHFIカードなどを搭載できる。
電源が80PLUS PLUTINUM認証の1,100Wになっており、本体サイズはW430×D710×H88mm、重量は約16.3kg。そのほかの仕様は「RS5222-WT1」とほぼ共通。