JALは4月1日7時48分頃、搭載計画や重量重心計算などのロードコントロール業務を行う重量管理システムに不具合が生じ、同日9時40分頃に復旧したことを発表。18時現在は通常運航されているが、羽田便を中心に国内線46便が欠航し、約6,670人に影響した。
国内線において遅延が多数生じ、最大で155分の遅れ(JL184便: 小松=羽田)となったが、18時現在は遅延も解消している。なお、国際線においては欠航は発生していない。
JALは2014年6月にも重量管理システムに障害が発生。9時15分頃にシステムが停止し、同日の17時頃に復旧したものの、合計174便の国内線が欠航、約1万4,000人に影響がおよんだ(詳細は「なぜJALでは終日、「重量管理システム」の不具合で欠航・遅延になったのか」を参照)。
2014年に発生した重量管理システムの障害は、プログラムに不要なデータを発生・滞留させてしまう不具合が原因で、この不具合が蓄積したことシステムが停止し、不具合のあったデータを削除することで復旧させた。その後、同様の不具合が発生しないよう、対策もなされていたという。今回の原因に関しては18時現在も調査中であり、2014年と同じ原因かどうかも不明となっている。