エン・ジャパンは3月30日、総合求人・転職支援サービス「エン転職」利用者を対象に実施した「初任給」に関する調査結果を発表した。
初任給の使い道、最も多いのは「贈り物」と「貯金」
初任給の使い道を尋ねたところ、「誰かにプレゼントをした」と「貯金」が同率の33%で最多。以下、「交際・飲食費」「誰かに食事をごちそうした」「趣味・遊び」が同率の24%、「自分へのご褒美・記念品」が20%と続いた。
「誰かにプレゼントをした」と答えた人に贈った相手を聞くと、92%が「両親」と回答。コメントをみると、「こんなに働いても、これだけしかもらえないのかとがく然としたと同時に親への感謝の気持ちが大きくなりプレゼントを渡した」など、「両親への感謝の気持ちや自分の成長を伝える機会にする方が多い」(同社)ことがうかがえる。
実際に贈ったものは、「ケーキやお菓子」が26%、「ファッション雑貨」が21%、「お酒」が12%、「洋服・靴」が12%だった。
一方、「貯金」と答えた人に給与の何%くらいを貯金したか質問したところ、最も多かったのは「10%未満」と「10~20%未満」で同率の27%。次いで「20~30%未満」が16%、「50%以上」が14%となった。回答者からは「親に銀行に連れて行かれ、毎月自動積み立てになるよう手続きさせられた」(35歳/女性)といったエピソードが寄せられた。
調査期間は2016年2月1~29日、有効回答は9,503人。