アイドルグループ・V6の井ノ原快彦がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係』(4月6日スタート、毎週水曜21:00~21:54 ※初回は21:00~22:54)の撮影現場で取材に応じ、11年目に突入した同作について「大きな作品」と感慨深く語った。

『警視庁捜査一課9係』主演の渡瀬恒彦=テレビ朝日提供

このドラマは、渡瀬恒彦演じる加納倫太郎係長と、井ノ原演じる浅輪直樹ら個性豊かな6人の刑事たちが、対立しながらも難事件を解決していくストーリー。直樹の恋人・石川倫子役の中越典子が、この10年で最も変わったのは「やっぱりイノッチさんです」と言い、9係の刑事・村瀬健吾役の津田寛治も「(芝居について)アイデアを言うようになったよね」と同調した。

これを受け、井ノ原は「10年以上演じる役なんてなかなかないですし、ずっと見ているのが"自分"ということになってくると、自然とそうなってくるのかもしれませんね」と分析。また、「29歳でこのドラマを始めて、今年で40歳になりますから。それはみんな変わりますよね(笑)。それくらい大きな作品なんだと思います。ただ長くやろう、と思ってもできませんから」と感慨深げに語った。

そんな井ノ原が、最も変わったと思うのは津田で、「先輩に対して失礼だと思うんですが、年々かわいくなっているなぁ、と思うんです」と指摘。ある日、津田に「このお弁当おいしいですね」と話しかけたところ、「本当だ、おいしいねー。これにして良かったね」と返されたことが、なぜだかとても幸せに感じたという。

井ノ原は「『ずっとこの時が続けばいいのに』って思いました(笑)」と振り返ると、津田は「それは僕が変わったというより、イノッチが変わってきていると思う。俺のかわいさに昔は気付いていなかったんじゃない?」と主張し、周囲を笑わせた。

また、主演の渡瀬は「キャストもまったく移動することなく、チームとしてまとまって11年目を迎えることができました」と喜びを語り、「本当に皆さまがご覧になってくださるからこそ続いているわけですので、今年もぜひテレビの前に座ってお楽しみください!」と視聴者に呼びかけた。