サードウェーブデジノスは24日、クリエイター向けPC「raytrek」の新モデルとして、最大8画面の4K映像出力に対応した「raytrek MD-8」を発表した。PCショップ「ドスパラ」にて販売を開始し、価格は税別239,980円から。

raytrek MD-8(ディスプレイは別売り)

グラフィックスに、2基のGPUと8系統のMini Display Portを備えた「NVIDIA NVS 810」を採用し、4,096×2,160ドット/30Hzでの8画面出力を実現。NVIDIA Mosaicテクノロジーにより、8画面を1つの大きなデスクトップ画面として表示させられるほか、ディスプレイのベゼル幅を認識し、画像を調整する「ベゼルコレクション」や、複数のプロジェクタ投影時に画像の切れ目をなくす「プロジェクターオーバーラップ」といった機能をサポートする。

オンライントレードにおける複数アプリケーションの同時使用をはじめとして、画像編集ソフトウェアやDTMソフトなど、複数画面での操作が必要なクリエイティブ系の作業、デジタルサイネージなどに好適という。

「NVIDIA NVS 810」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700(3.4GHz)、チップセットがIntel H170、メモリが16GB PC4-17000、ストレージが250GB SSD+1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA NVS 810 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 10 Home 64bit。