映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(3月25日公開)に日本人で唯一出演する女優のTAOが23日、都内で行われた本作のジャパンプレミアに登壇した。

『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』ジャパンプレミアに登壇したTAO

世界的モデルであり、『ウルヴァリン: SAMURAI』(13年)でハリウッド映画デビューを果たしたTAOは、本作ではバットマンとスーパーマンの影で不穏な動きを見せる謎の男レックス・ルーサーの秘書マーシー・グレイブス役として出演。これから鑑賞する観客に向かって、「おとといのニューヨークプレミアで初めて映画を見たのですが、2年前に撮った作品がやっと形になったのを見れて感激しました」と喜びを語った。

続けて、「世界中から1,500人のファンの方が集まり、雪だったのに熱気で寒さを感じないくらいファンの方が熱くて、超大作に携われたんだなとあらためて緊張感が生まれました」とニューヨークプレミアで感じた思いを告白。また、この日のファッションについて、「劇中で悪い役を演じていたので意地悪な感じに見えるといいな」と説明した。

そして、本作について「今回、ワンダーウーマンという女性のスーパーヒーローも登場します」とアピールし、男の子っぽいスーパーヒーロー映画にこういう強い女性が出てくるというところが見どころだと思うので、そこを楽しんでいただければうれしい」と呼びかけた。

イベントには、2015/2016シーズン スキージャンプワールドカップを17戦14勝で幕を閉じ、世界を舞台に、本作品のテーマと同じく"世紀の対決"を制し続けてきた高梨沙羅選手も登場。競技の時の印象とはまったく異なるスーパーマンを意識した青いドレス姿を披露し、「普段このような格好をすることがないので緊張します」と語った。

TAOは「こんな小さい体であんなにすばらしい成績を残せているということに感銘を受けていますし、お会いできてうれしいです」と高梨との対面に感激。高梨も「世界を股にかけてご活躍されているTAOさんにお会いできてうれしいです。私もTAOさんみたいに凛としたかっこいい女性になれるようにいろんなことに挑戦して頑張っていきたい」と目を輝かせた。

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