JR東日本新潟支社は22日、「GENBI SHINKANSEN / 現美新幹線」の運行開始記念入場券を4月16日から販売開始すると発表した。

「GENBI SHINKANSEN」運行開始記念入場券台紙イメージ

この記念入場券は、新潟駅・燕三条駅・長岡駅・浦佐駅・越後湯沢駅の大人入場券各2枚、計10枚がセットに。D型硬券タイプで、同じ駅の入場券でも1枚ずつ券面のデザインが異なるという。「GENBI SHINKANSEN」の走行イメージを描いた台紙付きで、価格は1,400円。同列車の停車駅となる新潟駅(東口)・燕三条駅・長岡駅・浦佐駅・越後湯沢駅で、計3,000セットを発売する。入場券としての有効期間は4月29日から6月30日まで。

「GENBI SHINKANSEN / 現美新幹線」は、E3系を改造した6両編成で運行される「旅するアートカフェ新幹線」。エクステリアデザインは写真家・映画監督の蜷川実花氏が担当し、新幹線の車体全体に夏の夜空を彩る長岡の花火を描き出した。インテリアは、車両ごとに異なるアーティストがこの列車のために制作した現代アートで装飾される。

カフェスペースでは、菓子研究家のいがらしろみ氏監修による「十日町すこやかファクトリー」で製造したスイーツや、燕市のこだわりのコーヒーを提供する予定。4月29日から運行開始し、上越新幹線「とき」の臨時列車として、土休日を中心に越後湯沢~新潟間を1日3往復する。