お笑い芸人・とにかく明るい安村がこのほど、都内のスタジオで行われた読売テレビ・日本テレビ系バラエティ特番『生死を分けたその瞬間 体感!奇跡のリアルタイム』(31日21:00~22:54)の収録後に取材に応じ、地元・北海道の雪まつりで、壮絶な体験をしたことを明かした。
この番組は、実際に起こった事件・事故の運命を分けたターニングポイントから奇跡が起こるまでを、秒単位で再現したVTRで紹介していくもので、今回が第3弾の放送。ゲストの安村は、自身の生死を分けた瞬間を聞かれ、地元・北海道の雪まつりに裸で営業したことを明かし、「-13℃の中、裸でネタやると本当に息ができなくなるんです」と訴えた。
それを聞いた、MCの名倉潤と辛坊治郎から「その体形なら寒くないはず」とチャカされるが、安村は「乳首はほぼ取れそうになりました」と壮絶な状況を力説。あまりの過酷な状況に、観覧客からも笑われずに「頑張れ! 頑張れ!」と励まし続けられたという。さらに、安村を思ってホッカイロをステージに投げつけられたが、使用済みだったため「石みたいなやつをどんどん投げてきて、それを避けながらやってました」と不運なエピソードを披露した。
こうしたこともあり、そろそろ裸芸は卒業したい意向を持っている安村。今回の番組収録には「『R-1』でもし優勝してたら、服着せてくれたらしいんですけど…」と念願がお預けになってしまったそうだ。ゴールデンの番組では、スタッフから「まじめなVTRのときはバスローブ着てください」と忠告されることもあるというが、この番組では生死を分けた緊迫のVTRでも、裸でモニターを見続けていた。
一方で、今回の『R-1』でファイナルステージに勝ち上がった芸人の名前を挙げ、「小島よしおさんも、また裸で復帰されましたし、(優勝の)ハリウッドザコシショウも裸ですから」と、相次ぐライバルの出現を警戒。安村は「裸でやれるうちは裸でやりたい」と意気込み、「小島よしおさん、ザコシショウ、そしてアキラ100%さんといますので、ちょっと裸で集まっておいしいワインを飲みに行きたいと思います」と、裸芸人同士の親睦にも意欲を示した。