ゲインは3月16日、「電力自由化の動向調査」の結果を発表した。対象は全国4,700人。期間は2016年2月19日~22日。
電力自由化興味度、電気代「1万4,000円~2万円未満」の層が最多に
「2016年の4月から始まる『電力自由化』について知っているか」を聞いたところ、全体では55.2%で「名前を知っている程度」が最も多かった。次いで「内容を知っている」(39.1%)、「知らない」(5.7%)となった。
「電力自由化にどれくらい興味があるか」を聞いたところ、全体では52.3%が「興味がある」(「とても興味がある」+「やや興味がある」)、20.6%が「興味がない」(「あまり興味がない」+「まったく興味がない」)となった。
電力エリア別にみると、「興味がある」の割合は56.7%で「東京電力エリア」が最も多くなった。次いで「関西電力エリア」(54.0%)、「北海道電力エリア」(53.9%)と続いた。
都道府県別では、「興味がある」の割合は1位が「千葉県」(61.0%)だった。次いで2位は「京都府」(58.9%)、3位は「東京都」(58.1%)。以降4位は「神奈川県」「鹿児島県」(ともに57.0%)となった。一方、最下位は「富山県」(33.0%)だった。
平常時における電気代の層別に聞いたところ、「興味がある」の割合は63.7%で「1万4,000円~2万円未満」の層が最も多くなった。次いで、「2万円以上」(57.9%)、「6,000円~8,000円未満」(57.4%)、「1万円~1万4,000円未満」(56.8%)が上位にあがった。
一方「興味がない」では、23.8%で「2万円以上」が最も多くなった。次いで「4,000円未満」(22.1%)、「4,000~6,000円未満」(20.2%)となった。