米Appleは、3月21日(現地時間)に開催されたスペシャルイベントにて、iPhoneを分解するロボット「Liam」を紹介した。現在、Liamの作業風景を映した動画を、同社WebサイトやYouTubeで公開している。
Appleはスペシャルイベントにて、製品リサイクルの取り組みを紹介。使用済みのiPhoneを分解するロボットとして、Liamを開発したと説明した。年間で120万台のiPhoneを分解できるという。
Liamは、製品から再利用できる部品を検出し、分離させる作業を行う。たとえば、バッテリーからコバルトとリチウムを、カメラから金と銅を取り外すほか、メインロジックボードから銀とプラチナを抽出する。
同社は使用済みのApple製品を下取りする「Apple Renewプログラム」を開始しており、MacとiPadはオンラインで、iPodとiPhoneはApple Store実店舗で下取りを受け付けている。
【動画】Liam – An Innovation Story |