ANAは3月22日、DHC8-Q400型機において「ANA Wi-Fiサービス」を開始した。小型プロペラ機の導入は国内初となり、すでに開始しているB777-300型機に続き、無料のエンターテイメントコンテンツを提供する。
同サービスは、DHC8-Q400型機で初めてワイヤレスエンターテイメントサービスとして、ビデオ番組、オーディオ番組、電子書籍、ライブテキストニュースを機内で視聴できるというもの。「ANA WiFi Service」のロゴが機内入口に添付されている機材が対象で、3月22日時点での対象機材は1機のみだが、4月末までに合計3機導入される。その他のQ400型機への導入については、現段階では未定となっている。
利用可能な機材は、乗客所有のスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの無線LAN対応端末。ブラウザ利用では一部閲覧できないコンテンツがあるため、同サービスを使用する際は、ANA公式モバイルアプリ(iPhone, iPad, Android)の利用を推奨している。
なお、同サービスではインターネット接続サービスおよびLIVE TVは利用できない。ANA Wi-Fiサービスは、Panasonic Avionics Corporationによる航空機内Wireless エンターテイメントサービス「eXWireless」を介して提供される。