SMAP・香取慎吾が主演するTBS系ドラマ『家族ノカタチ』(毎週日曜21:00~)の最終撮影が15日、茨城県某所で行われ、クランクアップした。
この日の最後のシーンは、香取とヒロイン・上野樹里との2人での撮影。オッケーがかかると、先に上野が花束を受け取ってあいさつし、次に座長である香取のオールアップがスタッフの大きな声で告げられた。盛大な拍手の中、サプライズで先にオールアップした浩太役の髙田彪我が花束を持って現れると、香取は驚きながら弟役からの花束を笑顔で受け取った。
香取は「終わってしまいましたね。。。こんなにクランクアップがうれしくないのは初めてです。さみしいです」と伝え、「実はこのドラマのナレーション、"大介の心の声"がすごくイヤでした」と告白。「僕が今まで必死に隠してきた"心の声"を全部言わされている気がして。本当に一つも間違っていないくらい、びっくりするほど僕自身の"声"だった」と打ち明けた。また、「周りの人からも(この作品が)すごく良いと言ってもらえて、こんなに評価してもらえたドラマは本当に初めてでした」と語った。
上野も「皆さんのおかげで本当にいい作品を作ることができました! 人々をハッピーにできて、こんなにいいドラマにはなかなかめぐり合えないと思います」と特別な作品になった様子。香取について「まだまだ話し足りないし、さらに仲良くなりたい。忙しいスケジュールの中、そんな空気を出さずに、みんなを自由にさせてくれて、豊かな時間を引き出してくれました」と話し、そのほかの共演者やスタッフにも感謝した。
本作は、香取演じる39歳独身の結婚できない男・永里大介を主人公に、西田敏行演じる父・陽三との親子愛バトル、上野演じる32歳バツイチ女・熊谷葉菜子との独身バトルを通じて、さまざまな"家族の形"を応援するドラマ。20日の最終話では、末期がんの父のために何ができるか大介が葉菜子に相談し、2人は今まで通り普通の生活を送ることにする。そして、友人たちを招いてホームパーティを開催する。
■香取慎吾コメント全文
終わってしまいましたね。。。こんなにクランクアップがうれしくないのは初めてです。さみしいです。 “本当の気持ち”は言わないようにしてきたので、あまり言いたくありませんが、、、でも本当にさみしいです。 実はこのドラマのナレーション、「大介の心の声」がすごくイヤでした。ぼくが今まで必死に隠してきた“心の声”を全部言わされている気がして。本当に一つも間違っていないくらい、びっくりするほど僕自身の“声”だったから。 周りの人からも(この作品が)すごく良いと言ってもらえて、こんなに評価してもらえたドラマは本当に初めてでした。今日このクランクアップの瞬間が疲労困ぱい・限界ギリギリ、頭も体もぼろぼろでよかった。元気はつらつな慎吾ちゃんだったら本当に泣いてしまっていたかもしれない。それくらいさみしいです。 本当にスタッフの皆さん、キャストの皆さんに支えられました。上野樹里さんも最高でした! 皆さん本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!!
■上野樹里コメント全文
皆さんのおかげで本当にいい作品を作ることができました! 人々をハッピーにできて、こんなにいいドラマにはなかなかめぐり合えないと思います。 撮影もスムーズですし、編集ではいろいろ料理してもらって、完成版を見ると毎回驚かされる。本当に皆さんの努力で作品が磨かれてドラマになっていったので楽しかったです。 共演した方々ともとても仲良くなれて、本番以外の時間も豊かな、充実した時間をすごせたことで、すごく良いエネルギーでよい作品を作れたと思います。 香取さんとはまだまだ話し足りないし、さらに仲良くなりたい。香取さんは本当に忙しいスケジュールの中、そんな空気を出さずに、みんなを自由にさせてくれて、豊かな時間を引き出してくれました。有り難うございました。 皆さまお疲れさまでした。またこんなすてきなドラマで皆さんと再会したいです。この作品とめぐり合わせてくださった韓さん(編成・プロデューサー)ありがとう!
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