映画監督の三池崇史、俳優の伊藤英明、漫画原作者の貴家悠(さすが ゆう)が15日、東京・六本木のビルボードライブ東京で行われた映画『テラフォーマーズ』のトークショーに出席した。
同イベントは、映画監督の三池崇史がゲストと映画にまつわるトークを展開する「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」の第16弾。4月29日公開の映画『テラフォーマーズ』で主演を務めた伊藤英明、そして原作者の貴家悠をゲストに招き、本作などの本音トークが繰り広げられた。
三池監督作品4度目の出演となる伊藤の魅力について三池監督は「現場で撮っていても格好良い。撮っていてすごく気持ち良いんですよ。非常に特殊な人間。何を見ているのか非常に不思議な危うい存在で、この人は自分の世界を持っているんです。モニターを見ていると本当に格好良いですよ」と大絶賛。三池監督から褒め称えられた伊藤は「お酒飲んでないので気持ち良いですね」と満更でもない様子で「(『テラフォーマーズ』の)現場が終わって泣けたのは、初めてでした。もう大泣きでしたよ…。本当に役に没頭して入り込み、眠ない日々が続きました。映画が終わっても役が抜けず、あれだけ没頭させてくれた監督は本当に有りがたかったです」と三池監督に感謝しきりだった。
その伊藤は昨年11月に待望の第1子が誕生し、現在は育児に奮闘しているという。「生まれて4カ月なんですけど、普通にお風呂に入れたりオムツを変えたりしています。イクメンってこともないですけど、楽しいですね。名前は五郎丸(笑)」と笑わせるも「家庭を作る勇気がありませんでしたが、今は子育てを楽しんでいます。俳優は役をもらって技術を磨けますが、子育てってなかなか出来るものではありませんから」と話していた。