スイスのバーゼルで開幕したウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2016」にて、カシオ計算機は、スマートフォンとの連携機能を備えた高機能メタルウオッチ「EDIFICE」(エディフィス)の新製品「EQB-600D」を発表した。日本での発売も予定されているが、時期や価格は未定となっている。

EDIFICEとスマートフォンとの連携機能は、既存モデル「ECB-500」「EQB-510」で実現されており、専用アプリから世界の都市を選ぶことで、選んだ都市の時刻へとEDIFICEの時刻を合わせられる。

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EQB-600D-1A

今回のEQB-600Dは、地球をモチーフにしたドーム型の立体インダイアルが特徴。北極を真上から見た北半球が描かれ、ワールドタイムと連動して回転。地球が自転するように、24時間で一周する。また、インダイアル上でカーブを描く針は、ワールドタイムに設定した都市のタイムゾーンを示し、その都市が夜間(18時~6時)なのか日中(6時~18時)なのかも感覚的に把握できるようにした。

特徴的かつ機能的なインダイアル

スマートフォン用の専用アプリ「CASIO Watch+」には、新しい時刻取得システム「Accurate Time System」を組み込んだ。インターネット上のタイムサーバーを利用し、独自の地図データベースと照合することによって、タイムゾーン情報とサマータイム情報を高い精度で取得する。