京成グループの京成バスは3月16日より、訪日外国人を含めた利用者への新規サービスとして、東京都心と成田空港を結ぶ高速バス「東京シャトル(Tokyo Shuttle)」のうち、同社が運行する一部の便において、無料Wi-Fiの試験導入を実施する。
今回の試験導入では、5言語(日本語・英語・中国語[繁体字・簡体字]・韓国語)に対応。スマートフォン等の通信端末を利用して同社の専用ページに接続し、メールアドレスを登録するだけで、簡単にインターネットに接続できるというもの。同サービスの試験導入に合わせて、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(以下、NTTBP)が提供するWi-Fi接続アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」(Android/iOS 対応)に参画する。
同アプリの利用により、同社バス車両のほか、NTTBPの無料Wi-Fi環境を提供している空港・駅・観光施設などのエリアにおいても、簡単に無料Wi-Fiへ接続することができる。また、同アプリの利用登録を一度行えば、アクセスポイントごとの利用登録が不要となるため、手軽に無料Wi-Fiを利用できるようになる。
サービス名称は「Keiseibus FREE Wi-Fi」(ネットワーク名はSSID:Keiseibus)で、1回あたり60分、1日3回まで利用できる。シャトルバスの利用料金は、予約(事前決済)で大人900円/小児500円、未予約で大人1,000円/小児500円、未予約での深夜・早朝便は大人2,000円/小児1,000円となる。