エーザイはこのほど、「ビジネスシーンと口臭対策」をテーマにした調査の結果を発表した。同調査は2月1日~4日、有職者男女500人(23歳~25歳の部下250人、30歳~44歳の上司250名)を対象にインターネット上で実施したもの。

ビジネスシーンで「自分の口臭が気になった経験があるシーン」

女性に対し、ビジネスシーンで「自分の口が臭っているのではないか」と気になった経験があるか尋ねたところ、69%が「ある」と回答した。「もし、ビジネスシーンで自分の口臭が気になった場合、どう思うか」と聞くと、88%が「他人に話しかけづらくなる」と答えた。69%は「口臭が気になると仕事の能率が下がると思う」と回答している。

「自分の口臭が気になるシーン」について尋ねると、1位は「ニオイの強い食事を摂(と)った後のミーティング」(47%)で、2位は「パソコンの画面を覗(のぞ)きこまれたとき」(32%)、3位は「お酒を飲んだ翌朝のミーティング」「隣の席で仕事をしていて話をしているとき」(同率24%)となった。

次に、女性に「ビジネスシーンで他人の口臭が気になった経験」について聞くと、78%が「ある」と回答した。どのようなシーンか尋ねたところ「同僚と話をしていて、時間差で口臭が気になった」「上司にわからないことを教えてもらうとき、気になって話に集中できないことがある」などが挙げられている。

ビジネスシーンで他人の口臭が気になった経験はありますか?

口臭が気になるシーンをもとに、ビジネスシーンでの「口臭が気になる距離」について調査した。女性が「他人の口臭」が気になったことがある距離を調べたところ、「同じパソコンの画面を見ながら話す距離」が52%、次いで「隣のデスクで話す距離」が23%という結果となった。

ビジネスシーンでの「口臭が気になる距離」

相手に対して、「口臭が気になる」と指摘したことがあるかどうかを聞くと、79%が「ない」と回答。指摘をしたことがある人にその伝え方を聞くと、「自分の口元・鼻をおさえる」(6%)、「さりげなくガムを渡す」(5%)など、自らのアクションを通じて間接的に伝えていることがわかった。

相手に対して、「口臭が気になる」と指摘したことがありますか?