Microsoft傘下のSkypeは14日(米国時間)、Webブラウザで動作する「Skype for Web」に携帯電話や固定電話への通話機能を追加したと発表した。

Skype for Webは、サインインすることでブラウザ上でSkypeが使えるサービス。デスクトップアプリのダウンロードや、アプリ上でのサインインが不要なため、出先や共有PCで手軽にSkypeを利用できる。2014年11月に限定ユーザー向けに、2015年6月に一般向けに提供開始していたが、当初は電話への発信はできなかった。

電話機能の追加により、Skype for Webには「電話に通話」タブが設けられた。これをクリックすると、番号を入力/クリックできる操作パネルが表示され、電話番号をダイヤルできる。

「Skype for Web」の通話機能。数字の直接入力と、番号のクリック入力の両方が可能

このほか、Skype for WebでYouTubeを視聴する場合の表示方法を改善。YouTubeのリンクがSkype for Webのメッセージに含まれていた際、直接Skype for Web内でYouTube動画を再生できるようになった。通知機能も追加され、自分宛の連絡があった場合、Skype for Webのファビコンに通知マークが表示されるようになった。

編集部内で試してみたところ。Skype for WebでYouTube動画がそのまま再生可能になっている