ビジネスパーソンはコーヒーやスープを入れて仕事の合間やランチに、子供のいる世帯ではお茶やスポーツドリンクを入れた水筒にと、幅広く活用できるタンブラー。保温性の高いステンレスボトルは便利だが、日々の手入れに苦労している人もいるのではないだろうか。

茶渋汚れをこすらず落とす!?

特に厄介なのが茶渋汚れ。毎日洗っていても、長く使っているといつの間にかしみついているニクいやつだ。ブラシで強くこすると傷がつくし、重曹などでつけ置き洗いをするのは時間がかかる。

茶渋汚れがしみついたタンブラー。全体的に色がくすんでいる

ボトル内側の汚れを手早く落とせるという「サーモス マイボトル洗浄器」(3,000円~3,500円)

そんなしつこい汚れをすっきりと、しかも手早く落とせるというグッズある。サーモスの、「サーモス マイボトル洗浄器」(3,000円~3,500円)だ。

同商品は、化学反応を利用して汚れを落とす洗浄器となっている。内容品は、円盤状の洗浄器本体と、細長い電極棒、漂白剤の計量カップ、さらにお試し用の漂白剤(30g)もついている。乾電池(単4)で作動するコードレス仕様だが、セットに電池は含まれていないので購入時は買い忘れに注意。

実際に試してみる

茶渋汚れがしみついてしまったタンブラー(350ml)を使って、早速試してみよう。まずは付属のカップで計量した専用漂白剤を入れ、水を注いでよく溶かす。口元から2cm下まで水を入れたら、電極棒の片方のキャップを引っ張ってはずし、洗浄器本体に上から差し込んで反対側にキャップを再び取り付ける。

専用漂白剤→水の順で入れ、よく溶かす

電極棒のキャップを外して本体に通し、再びキャップを装着

続いて、洗浄器をタンブラーにセット。小ぶりのタンブラーに入れると電極棒がはみ出て少々アンバランスだが、効果には影響がないのでご安心を。

タンブラーにセット。セットといっても、上に乗せるだけだ

準備ができたらスイッチを入れ、3分待つだけである。超簡単! ここまでの作業時間はおよそ1分。セッティングを開始してから洗浄が完了するまで5分もかからない計算だ。作動音も静かで、耳を近づけなければ何も聞こえないほど。コードレスのため場所も取らない。

スイッチを入れたら3分待つ。作業は以上!

タンブラーの中で何がどうなっているのか想像もつかないが、果たして本当に茶渋汚れは落ちているのか。次のページでその結果をお届けする。

→茶渋は落ちたか? コスパはいいのか?