3月24日放送のスペシャルドラマ『ひこうき雲』(NHKBSプレミアム 22:00~23:00)の完成試写会が14日、東京・渋谷のNHKで行われ、広瀬アリス、三吉彩花が出席した。
同作は、松任谷由実がデビュー2年目の"荒井由実"時代に発表した楽曲「ひこうき雲」をモチーフに、同曲とともに生きた2人の女性の青春を描いた感動のドラマ。主人公の円子を広瀬アリス、円子の同級生・真央役を三吉彩花が演じる。
主演の広瀬は「撮影自体は短かったんですが、三吉さんとは9年ぶりに映像での共演だったので、頼りながら撮影させていただきました」と旧知の仲でもある三吉との共演に満足げ。一方の三吉も「雑誌の専属が一緒でしたので、現場では安心してお芝居をさせていただきました」と語りつつ、「後半で円子にビンタする場面があり、テストも重ねず本番でお互い本気でやろうということになりましたが、あまりにヒットしてしまい、『パチン』じゃなくて『ドスッ』という音でした。この場を借りて謝罪させていただきます…」と平謝りだった。
男女雇用機会均等法が施行された1980年代を舞台に、女性の生き方を描いた同ドラマ。当時の多くの女性が悩んだ「結婚か? 仕事か?」というテーマも描かれているが、それについて問われた三吉は「仕事をしながら結婚というのは、今の時代の流れなんですけど、この作品ではストーリーの中で仕事か結婚を選ぶというのは、時代の流れなのかと感じています」と回答。対する広瀬は「私は結婚願望が全くないので、自由に生きていきたいんです。家族とはいえ、他人のために家事はできないですね」と結婚観を明かしていた。