KADOKAWA アスキー・メディアワークスが主催する、ゲーム・小説・コミックのファン感謝イベント"『ゲームの電撃 感謝祭2016』&『電撃・文庫 春の祭典2016』&『電撃コミック祭2016』"が、2016年3月13日(日)に、ベルサール秋葉原、秋葉原UDXにて開催された。
月刊コミック誌「電撃マオウ」にて連載中で、先日TVアニメ化が発表された『この美術部には問題がある!』(著/いみぎむる)のトークショーステージでは、宇佐美みずき役の小澤亜李、内巻すばる役の小林裕介、コレット役の上坂すみれが登壇。小林が進行役をつとめ、さぁトークショースタート! と思いきや、なんと伊万莉まりあ役の東山奈央がサプライズで登場する。突然の新キャスト発表と本人登場に大きな歓声が上がった。
あらめて、4人でスタートしたトークショーでは、まだ放送前、そしてイベント開催も初めてのアニメ『この美』ということで、まずが各キャラクターの紹介文をキャスト自身が考える企画を行うことになった。ただし、既に原作を読んでいる4人。つまりこれは「ボケろ」という企画です、と話す小林に対し、女性陣から「見本をみせて!」と言われ、急遽トップバッターで行うことに……。原作画を見ながらそれぞれ自由に発想するキャスト陣だったが、上坂が考えるコレットの紹介文では「伝説の釣り師 得意なのはハゼ釣り ちなみにソ連から来た」というお得意のネタが飛び出し、会場は笑いに包まれていた。
イベントもそろそろエンディングかと思われたが、「今日は、さらにもう一キャラクターここで初出しになります!」という小林の言葉に続いて、ステージのスクリーンに映し出されたのは、立花夢子役を演じることが決定した水樹奈々。突然のスペシャルメッセージに会場ではふたたび大きな歓声があがった。水樹は、「生徒達を愛で包むということを全力で演じさせていただきたいと思います」、「ヒロインのみずきちゃんがめちゃくちゃ可愛いんですよね!」と作品参加への意気込みやキャラクターの魅力を語った。
そしてさらに、アニメ化記念のティザー映像が公開され、放送情報やメインスタッフ情報も公開。監督は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』などを手掛けた及川啓氏で、アニメーション制作はfeel.が担当する。放送は2016年7月よりTBS・BS-TBSにてスタート。さらに、原作いみぎむる氏描き下ろしのアニメ化記念ビジュアルも公開された。 そんな中、各出演キャストから、「面白くて途中で止まらなくなるんです」(東山)、「絶対に好きなキャラクターが誰しもいるんじゃないかな」(上坂)、「今から演じるのがすごく楽しみなキャラクターです」(小澤)、「男の子、女の子共にキュンキュンする作品をキャストのみんなと作りたいと思います」(小林)といった原作の魅力や放送スタートへの意気込みなどがあらためて語られイベントは終了した。作品の詳細はアニメ公式サイトにて。
Photo:佐藤薫(SHERPA+)
(C)2016 いみぎむる/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/この美製作委員会