女優の小芝風花が12日、東京・目黒の日出高等学校で高校卒業報告会見を行った。
2012年にドラマ『息もできない夏』で女優デビューを果たし、2014年には初主演映画『魔女の宅急便』で第57回ブルーリボン賞新人賞を受賞するなど、若手女優の中でも注目を集めている小芝風花。その彼女が通っている日出高等学校の卒業式に出席し、卒業式後に報道陣の取材に応じた。
小芝は「さっき友だちと『実感が湧かないね』と話してましたが、やっと卒業という感じです」とホッとした表情で「お友だちと一緒にお昼ご飯を食べるのが好きでした。1年生の時は学食で並んだんですが、友だちと並んで楽しかったですね。明太フランスがめちゃくちゃ美味しかったです!」と高校生活を振り返った。
今後は芸能活動一本でいくという小芝は「今までは学生でお仕事の面でも縛りが多かったです。テスト期間中は勉強もしなくてはいけなくて混乱しました」と学業と仕事の両立の難しさを挙げたが、「これからはそれがなくなると思うとうれしい気持ちでいっぱいです。学生だからという甘えがなくなるので、自分の言動に責任を取れるように頑張りたいと思います」と意気込んでいた。
その小芝は現在放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で波留扮するあさの娘・千代役として出演中。千代は劇中で花嫁修行中だが、自身は「私はどちらかというとあささんみたいにバリバリお仕事をしたいです。千代さんとは違う道を進みます!」と仕事一筋を強調。とはいえ「なるべく女性らしくじゃないですけど、趣味にも力を入れていきたいと思います」と女子力向上にも意欲を見せていた。