AKB48グループが11日、国内全5カ所の劇場で『東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト2016~』を開催した。
この公演は、東京・AKB48劇場、名古屋・SKE48劇場、大阪・NMB48劇場、福岡・HKT48劇場に、今年から新潟・NGT48劇場が加わり、国内全5劇場で実施。震災発生時刻の14時46分は、公演開始前のリハーサル中に、各劇場で1分間の黙とうが行われた。
本番が始まると、それぞれの劇場を中継でつなぎ、各グループの代表があいさつと特別公演への意気込みを述べて、ステージがスタート。1曲目は全劇場の全参加メンバーが「掌が語ること」を歌い、その後はそれぞれの劇場で用意されたセットリストでパフォーマンスが繰り広げられた。
そして、いずれの劇場でも終盤に「誰かのために」を披露。来場者からの拍手を受け、特別公演は終了した。
同グループは、2011年3月11日の震災発生を受け、"「誰かのために」プロジェクト"を展開。定期的な被災地訪問活動などを行っており、今年2月までに計58回の被災地訪問を行ってきた。この日の特別公演でも、開演前にプロジェクトの活動の様子が上映され、来場者に被災地への支援を呼びかけた。
(C)AKS