ASUSTeK Computerは11日、AMD Radeon R9 380Xを搭載したグラフィックスカード「STRIX-R9380X-OC4G-GAMING」を発売した。店頭予想価格は税込38,000円前後。

STRIX-R9380X-OC4G-GAMING

ASUSのゲーマー向けブランド「STRIX」のグラフィックスカード。ヒートパイプを直接GPUに密着させて、熱の移動効率を上げた独自の「DirectCU II」クーラーを搭載。さらに大型の放熱フィンと通常のファンよりも高い風圧を実現した「ウイングブレードゼロノイズファン」を採用することで、冷却能力を高めた。また、GPU負荷が低い場合にファンの動作を自動的に止める準ファンレス機能を備える。

搭載するコンデンサやコイルには、ASUSが独自にカスタマイズした「Super Alloy Power II」を採用。素材の改良と高密度製造によってコイル鳴きを抑えたチョークコイルや、耐用年数を3倍に向上した高耐久コンデンサ、対応電圧を30%拡大したMOSFET、オーバークロック時の安定性を向上するGPU裏面用コンデンサを用いている。

主な仕様は、SP数が2,048基、コアクロックが最大1,030MHz(リファレンスの定格970MHzからオーバークロック)、メモリクロックが5,700MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DL-DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は8ピン×1。

リアルタイムハードウェアモニタ & OCツール「GPU Tweak II」に加え、ゲーム動画の配信用ソフトウェア「XSplit Gamecaster」のPremiumライセンス(1年間)が付属する。