「FREETEL」ブランドを展開するプラスワン・マーケティングは9日、都内で「新端末および新サービス発表会」を開催した。LINEの通信で消費したパケット容量を無料にする施策が発表されたほか、会場にはフィーチャーフォンのように2つ折りできるAndroidスマートフォン「MUSASHI」の実機も展示されていた。本稿で紹介していく。
ガラケーライクなスマホ「MUSASHI」
発表会にはプラスワン・マーケティングのCEOである増田薫氏が登壇し、新サービスと新端末を紹介していった。同社が今春発売する「MUSASHI」は、物理ボタンを搭載した2つ折りケータイ型のAndroidスマートフォン。内と外の両面にタッチパネルに対応した4インチのWVGAディスプレイ(480×800ピクセル)を搭載しており、開いた状態では内側の、折り畳んだ状態では外側の画面が有効になる。Google Playに対応しており、LINEやSkypeといったAndroidアプリも利用可能だ。カラーバリエーションは、シャンパンゴールド、ブラック、ホワイトの3色で展開する。
価格は税抜24,800円で、3月下旬から大手家電量販店やオンラインストアなどで販売する。なお3月9日より予約受付を開始している。ユニークな構造にした理由について、増田氏は「聞き取りやすく話しやすい。また、親指でも楽に操作できる。スマートフォンの操作に不安を持つシニア層にも薦められる」とアピールした。