バッファローは9日、IEEE802.11ac 2×2に対応したコンセント直挿しタイプの無線LAN中継器「WEX-1166DHP」を発表した。3月下旬から発売する。価格は8,900円(税別)。
5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、親機と子機が異なる帯域で同時に接続できるデュアルバンド同時接続をサポート。これにより、通信速度の低下を抑えられる。本体には2本の大型可動式アンテナを装備し、室内を移動する端末を自動追尾する「ビームフォーミング」も利用できるので、同じくビームフォーミング対応機器での通信が安定する。
壁のコンセントに直挿しで設置できるほか、付属のスタンドとAC電源延長コードを使用することで、据え置きでの利用も可能。本体のコンセント位置も工夫されており、電源口が縦に並ぶ一般的なコンセントにおいて、下段の電源口に本機をつないだときに、上段の電源口を塞がない。
Gigabit Ethernet有線LANポート×1基も備え、ネットワーク対応TVやレコーダーの無線化に利用できる。また、無線LAN子機として利用する場合は「ひかりTV」の無線化も可能だ。無線LANの接続機能はWPSに対応。
無線LANセキュリティは、WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(TKIPおよびAES)、WEP(128bit/64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限のほか、中継先で自分専用のネットワークを作る「パーソナルモード機能」なども利用可能。
本体サイズはW160×D28×H80mm、重量は約253g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.11、Android 2.2以降、iOS 5以降。