アウディ ジャパンは16日、プレミアムSUVの新型「Q7」を全国のアウディ正規ディーラーを通じて発売する。「Q7」は2006年に初代モデルが登場し、今回のモデルが2代目となる。
新型「Q7」は従来モデルより最大で300kgもの軽量化を達成し、空力特性も改善したことで燃費性能が大幅に向上。JC08モード燃費は「3.0 TFSI」で11.7km/リットルとなり、旧エンジンの10.15モード燃費8.6km/リットルと比較しても経済性の高さが際立つ。新規設定の「2.0 TFSI」では12.6km/リットルを実現した。
ボディサイズは初代モデルより若干縮小したが、プレミアムSUVらしい堂々としたスタイリングと広い室内空間を実現。フルデジタルメーターのバーチャルコクピット、大型タッチパッドを備えた最新世代のアウディMMI、各社スマートフォンとの接続を可能にした「Audi connect」といったインフォテイメントシステムも搭載する。
安全装備では、自動ブレーキを含む「アウディプレセンス シティ」をはじめ、数々のアシスタンスシステムを標準装備。欧州の衝突安全テスト「Euro NCAP」で最高評価の5つ星を獲得したほか、米国IIHSの安全性評価でも最高評価の「2016トップセーフティピック+」に指定されている。
新型「Q7」の価格は、2.0リットルの直列4気筒ターボエンジンを搭載する「Q7 2.0 TFSI クワトロ」が804万円、3.0リットルのV型6気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載する「Q7 3.0 TFSI クワトロ」が929万円(ともに税込)。