プジョー・シトロエン・ジャポンは8日、クロスオーバーSUV「3008」に新しいパワートレインを搭載し、全国のプジョー正規販売網「プジョー・ディーラーネットワーク」で販売開始した。パワーを向上させながら大幅な燃費改善を実現している。
世界で50万台を超える販売を記録した「3008」は、高い居住性とスタイリッシュなデザイン、パワフルな走行性を持つSUVとして人気を博している。今回、最高出力を従来の9PSアップとなる165PSとした最新の1.6リットルツインスクロールターボエンジンに、第3世代のトランスミッションEAT6を組み合わせ、走行性能を向上させた。燃費性能も大きく改善し、14.6km/リットルと現行モデルより40%もアップしている。
標準装備の「グリップコントロール」により、悪路や雪道での走破性などさまざまな条件下における走行性能も向上させた。この機能は駆動輪へのエンジントルクとブレーキを制御することで、滑りやすい路面でも走行をサポート。「ノーマルモード」と「オフ」に加え、「スノー」「マッド(泥、ぬかるみ)」「サンド(砂地)」の3つのモードを備えた。
ラゲッジルームは上下2分割式テールゲートと3段階のポジションに調整できるフロアボードにより、用途に合わせた多彩な機能を実現。ベンチシートにもなるホビーテールゲートや、2列目ワンタッチ可倒スイッチなどの機能も搭載している。開放感の高い派のラミックガラスルーフも採用した。「3008」の価格は349万円(税込)となっている。