元宝塚雪組トップ娘役の舞羽美海が、4月スタートのフジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)で、地上波連続ドラマに初出演することが9日、明らかになった。

新ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』に出演する舞羽美海

このドラマは、実話を元にした4コマエッセイ漫画が原作。同作のために髪を30センチ以上切った、主演の松下奈緒演じる独身小学校教師・立木早子が、周囲に巻き込まれて結婚に向かって動き始め、傷つきながらも運命の人と出会うために奮闘していく姿を描く。

舞羽が演じるのは、早子の同僚教師・久我山ミカ(貫地谷しほり)友人でOLの羽村舞役。結婚願望が強いタイプで、早子、ミカらが作る婚活同盟「結婚を目指す会」のメンバーに入り、早子にはない奔放さと大胆さで積極的に結婚に向かって活動していくという役柄だ。

原作にはないオリジナルのキャラクターだが、舞羽は「舞さんのような意志を強く持てることやぶれない心を持てるところは私も憧れてしまいます。私と近いようで遠かった思いを抱いている役ですので、あまり飾らず、リアルに表現できるように意識したいと思っています」と演技のイメージを語る。

また、自身も独身だが、「どんどん結婚していく周りを横目で見つつ、でも今はお仕事のことしか考えられないといい聞かせ、人知れず焦っています」と心境を吐露。しかし、原作を読んで感化されたようで「私も少し前向きに結婚をリアルに視界に入れてみようと思いました」と意識の変化を語り、「ドラマを通じて、世の中の結婚願望のある未婚の女性の方々が、少しでも自信を持ってくださったらうれしいです」と視聴者にメッセージを送った。

このほか、婚活同盟のメンバーである早子の同僚教師・成増梅子役で佐藤仁美、独身の先輩男性教師・千駄木廉太郎役で八嶋智人、ほかの同僚教師役で、山内圭哉、田野倉雄太が出演。早子の父・立木辰志役で尾藤イサオ、母・尚子役で松坂慶子も登場する。