オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは3月8日、オンキヨーブランドのホームシアター向けスピーカー「D-109X」シリーズを発表した。発売は3月下旬。希望小売価格(税別)は、トールボーイ型の「D-109XE」が45,000円、ブックシェルフ型の「D-109XM」が11,000円、センタースピーカー「D-109XC」が16,000円。

D-109シリーズ(左:黒モデル、右:木目モデル)

D-109Xシリーズのスピーカーはいずれも、80mm径のコーン型ウーファーと、20mm径のバランスドーム型ツイーターを採用した2ウェイバスレフ型。ウーファーユニットには、3層コットンとアラミド繊維をハイブリッド成型したN-OMF振動板を採用し、量感豊かな低音再生を実現する。また、振動板の中央部に砲弾型のイコライザーを配置することで、周波数特性の乱れを防いでいる。ツイーターユニットはバランスドーム型振動板を使用し、80kHzまでの高域再生に対応。D-109XEとD-109XCはダブルウーファー仕様、D-109XMはシングルウーファー仕様となっている。キャビネットはMDF製で、黒モデルと木目モデルの2種類を用意。フロントバッフルには光沢仕上げを施している。

左からD-109XE、D-109XM、D-109XC

5.1ch環境を構築する際には、アクティブサブウーファー「SL-T300」との組み合わせを推奨している。

型番 D-109XE D-109XM D-109XC
定格インピーダンス
最大入力 80W 40W 80W
定格感度レベル 83dB 81dB 83dB
周波数特性 55Hz~80kHz 70Hz~80kHz
クロスオーバー周波数 8kHz
サイズ W200×D253×H900mm W102×D128×H175mm W275×D128×H102mm
質量 4.6kg 1.2kg 1.9kg