ソニー・グローバルエデュケーションは8日、ロボット・プログラミング教育分野の子供向け学習キット「KOOV」(クーブ)を発表した。学校教材や教育玩具を手掛けるアーテックと共同開発し、2016年夏に商品化する予定。
「KOOV」紹介ページ。ロゴは、デジタルを示す「IO」と、数学的な記号の<>で構成し、デジタル時代のブロックを表現。KとVの間の00は無限マークをイメージし、通常は一意に確定するKとVのペアが「K∞V」となることで、無限の組み合わせを創作できることも表すという |
「KOOV」は、自由な形を作れる透明ブロックと電子基板に、作った形をロボットとして動かすプログラムで構成されるロボット教育キット。ロボットやプログラミングなど、ものづくりを習得する創造力を具現化したものという。
開発は、児童向けのロボット教材やプログラミング教室なども展開するアーテックと共同で行なう。両社はロボット、プログラミング教育の事業拡大に向けた活動を進める。