歌手のマドンナ(57)が、4日に行われたニュージーランド公演の最中に息子ロッコのことで涙したようだ。
現在、元夫ガイ・リッチー(47)との間で15歳になる息子の親権について法廷バトルを繰り広げているマドンナだが、TMZによるとマドンナはコンサート中に「息子に対して母親が想う愛以上に強いものなんてない」と言葉を発したあとに涙を流したという。そして、今はロンドンでガイと一緒に暮らしているロッコに向けて「バラ色の人生(ラ・ヴィ・アン・ローズ)」の歌をささげた。
先日には、ロッコがアメリカにいる母の元に定期的に帰るのであれば、ガイとロンドンで暮らすという内容でマドンナとガイは最終合意する可能性が濃厚と言われていた。ある関係者は「裁判官はロッコはもう強制する年ではないとしていて、ロッコを強制的に帰らせることはできないのは明らかです」「ですが、マドンナはロッコに定期的に会い一緒に時間を過ごすことを確実にしたいと考えています。今2人は最後の内容を吟味しているところですね」と話していた。
そんな中、先週にはロンドンの裁判所からマドンナとガイは親権について「友好的な」決断にいたるようにといわれていた。裁判官は「両者間の話し合いにより友好的な解決方法になることを非常に強く願います」「話し合いの上での友好的な解決方法が前に進ませ、ロッコが最も願うことでもあります。残念ながら、ロッコはさらなる感情的なショックを経験しなければならなくなるでしょう」と伝えていた。さらに、その裁判官の判断の前には、ニューヨークの裁判所で、ロッコが自分で選んだ学校に通うことができることから、父親と一緒にロンドンにとどまるべきだと判断が下されていた。
(C)BANG Media International