NTTドコモは7日、解約金がかからない契約更新期間をこれまでの1カ月間から2カ月間に拡大すると発表した。
NTTドコモではこれまで、2年定期契約の料金プランや各種割引サービスを解約する際、定期契約満了月の翌月1カ月間を解約金がかからない契約更新期間としていたが、翌月と翌々月の2カ月間に拡大する。2016年2月に契約が満了となるユーザーから適用され、更新期間は3月と4月になる。
今回の更新期間拡大には、2015年に総務省から長期契約による割引を受けられる一方、途中解約する際には違約金が発生する、いわゆる“2年縛り”の見直し要求があったことが背景として挙げられる。実際、ドコモ広報部は、更新期間を拡大する理由について「総務省からの提言を受け、消費者保護の観点から拡大する」と説明している。
契約更新期間が拡大する料金プラン・割引きサービスは以下の通り。
スマートフォン・携帯電話など向け料金プラン
- カケホーダイプラン
- カケホーダイライトプラン
- データプラン
- デバイスプラス500
- タイプXiにねん
- Xiデータプラン フラット にねん
- Xiデータプラン ライト にねん
- Xiデータプラン2 にねん
- Xiデータプランにねん
スマートフォン・携帯電話など向け割引サービス
- ファミ割MAX50
- ひとりでも割50
- (新)いちねん割引
- いちねん割引
- 定額データスタンダード割2
- 定額データ128K割
- 定額データスタンダード割
- 定額データ割
- お便りフォトプラン割
- ビジネス割50
- オフィス割MAX50
- トランシーバー割
ドコモ光料金プラン
- ドコモ光 戸建・タイプA
- ドコモ光 戸建・タイプB
- ドコモ光 戸建・単独タイプ
- ドコモ光 ミニ(戸建・単独タイプ)
- ドコモ光 マンション・タイプA
- ドコモ光 マンション・タイプB
- ドコモ光 マンション・単独タイプ
他キャリアの状況は
なお、KDDI(au)、ソフトバンクともにドコモと同じく、契約更新期間をこれまでの1カ月間から2カ月間に延長すると表明しているが、具体的な開始時期については発表していない。両社に話を聞くと、KDDI広報は、決まり次第アナウンスするとしており、ソフトバンク広報は、現在調整中であるとのことだった。