女優の芳根京子が、フジテレビ系月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(毎週月曜21:00~21:54)にゲスト出演することが6日、明らかになった。14・21日に放送される第9話・最終話に登場する。
『いつ恋』と呼ばれる同作は、地方から東京に出てきた若者たちが、夢に向かって必死に生きていく姿を描くストーリーで、芳根が演じるのは、奈良から東京に出てきたばかりの明日香。到着したばかりの東京の雑踏で戸惑う様子の明日香を、主演の有村架純演じる音が、かつての自分と重ねあわせて声をかけるが、これをきっかけに思いもかけない展開が待っている。
撮影は、2月17日に気温1度という寒さの中で実施。芳根は、出演が決まる前から、毎週涙しながら見ているほど同作のファンだそうで「まさか自分が『いつ恋』の世界に入れるとは夢のようでした」と喜びを語る。奈良の方言にも初めて挑戦しており、「とにかく一生懸命な明日香を、私も一生懸命演じさせていただきました」と役への意気込みを示した。
有村は、初共演の芳根について「笑顔がかわいくて内に秘めたパワーがすてきな女優さんだなと感じました」と印象。「撮影が1日だけだったのが残念に思います。人としても女優さんとしてもまたお会いしたいし、またお仕事でご一緒できたらいいなと、心から思っています」と再共演を熱望していた。
フジテレビの村瀬健プロデューサーは、芳根の起用理由について「音に通じる"強さとかれんさ"、"明るさとけなげさ"という両極端な二面を両方感じさせ、しかもあの年齢にもかかわらず既に主演やヒロインを張ってきている経験値、そして折り紙付きの演技力」と説明。「有村架純さんとの相性もバッチリで『いつ恋』ワールドに新しい風を吹き込んでくれています」と自信を語っている。
さらに、東京でとまどう明日香が出会う少年・内藤三希也役で、若手俳優の葉山奨之が出演する。